2007年06月05日

アスペルガー症候群の子供は素直なんです!

アスペルガー症候群の人は、多くの健常者と同様に、またはそれ以上に強く感情の反応をします。

しかし、何にたいして反応するかは常に違うのです。

彼等に欠けているもの、発達が遅れているものは、何でしょう?

「他人の情緒を理解すること」です。

自分の感情の状態をボディランゲージや表情のニュアンス等で他人に伝えることですね。

多くのアスペルガー症候群の人は、彼等の周りの世界から、期せずして乖離した感覚を持っていることが報告されています。

たとえば教師が、アスペルガー症候群の子供に宿題を忘れたことを問いただす意味で言います。

「犬があなたの宿題を食べたの?」と。

すると、その子はその表現が理解できないから黙ってしまうだろう。

しかし、その子は頭の中で必死に考えます。

先生に、自分は犬を飼っていないし、普通犬は紙を食べないということを。

それを、説明する必要があるのかどうかを考えようとするのです。

つまり先生が、表情や声のトーンから暗に意味している事を理解できないのです。

先生はその子が傲慢で、悪意に満ち、反抗的であると考え、フラストレーションを感じながら歩き去っていくかもしれません。

その子はその場でフラストレーションと何かがおかしいと感じるのでしょう。

そして、そこへ黙って立ち尽くすことでしょう。

アスペルガー症候群の子供は、言葉で言われたことは額面どおり真に受けることが多いのです。

親や教師が励ますつもりで「テストの点数などさほど大事ではない」などとあまりきれい事ばかり聞かせてませんか?

反対に現実的なことばかり教えていませんか?

アスペルガー症候群の子供は真に受けてしまいます。

持つべき水準からかけ離れた観念を持ってしまう危険があります。
ニックネーム アスペルガー博士 at 18:39| アスペルガーのチェック